2020年は100本前後のワインを飲みました。今年は例年に比べて少なめでしたが、一方で多くの品種、国を味わえたかなと思います。

その中で赤ワイン、白ワインのそれぞれベスト3本を選んでみました。

なお、基本的に風味、味わい、値段など総合的に判断しています。なので、お高いワインでも安価なワインのほうが感動度が高い場合は、そちらを優先的にベスト入りさせています。

あと、判断材料は人に勧められるかどうか。これは大きなポイントとなります。

というわけで、いってみましょう!

赤ワインのベスト3本(順不同)

フリードリッヒ ベッカー シュペートブルグンダー ドッペルシュテック QbA 2016/ドイツ・ファルツ

もともとドイツはWEの勉強で覚えるのが大変だったこともあって意味もなく遠ざけていました。しかし、「お、ラベルがめっちゃかわいいやん」と選んでみたこの1本に価値観をぶち破られました。ドイツ、めちゃおいしいやん。そしてすっかりファンになり、ひたすらベッカーを飲みまくりました。中でも、最高にコスパに優れており、感動を与えてくれたのはやはり最初の1本であるコレ。たしかに1万円超えのカマーベルクは素晴らしかったし、ブログメンバーではそちらをベストに入れた者もいましたが、最初のシュペートブルグンダーの衝撃はとんでもなかったです。全体的にベッカーはレベルが高いので、気になる方はチェックしてみてください。

 

☆ドメーヌQ ピノ・ノワール 2017/日本山梨県

2本目はこちら。山梨のドメーヌQがつくるピノ・ノワールです。DRCを目指しているというのは決してビッグマウスではなく、本当に本当に素晴らしかったです。日本では長い間ピノ・ノワールを造るのは困難だと言われていました。それは、かの麻井宇介も自著で明言しているほど。しかし近年、日本では素晴らしいピノ・ノワールがあちこちで誕生しています。この高温多湿の国でも、これだけ素晴らしいピノ・ノワールが産出されるのだな、という感動をぜひ味わってみてください。

 

☆kidoワイナリー Private Reserve Pinot Noir 2017/日本長野県

3本目は日本のトップワイナリーである城戸ワイナリーのピノ・ノワールです。これこそ、日本が誇るピノ・ノワールの最高峰でしょう。麻井宇介の弟子という立ち位置でありながらピノ・ノワールにチャレンジし、見事これほどまでのワインを生み出した城戸亜紀人さんは天才だと思います。抽選販売なのでめったに入手できませんが、ワインファンはぜひ。

 

白ワインのベスト3本(順不同)

☆マルク テンペ ピノ・ブラン ツェレンベルグ  2016/フランス・アルザス

昨年は素晴らしい白ワインに出会う機会に多く恵まれました。その中でも、というか飲んだワインの中でダントツトップだったのが、このマルク・テンペでした。ごりごりの自然派ですが、ビオ臭ゼロ。それどころか、するっとした飲み心地に蜜たっぷりのりんごを思わせる風味と味わい。しかも、値段が3000円弱。よく足を運ぶ酒屋さんの売れ筋だと紹介されて買ったので、店主には感謝しかありません。「美味しいワインない?」と聞かれたら、まずこちらを紹介したら間違いないと思います。他にもゲヴェルツトラミネールとかピノ・ノワールとかあるんですが、そちらも近いうちにテイスティングしてみようと思っています。

ドメーヌQ φ(ファイ) 2019/日本山梨県

2本目はドメーヌQのファイです。これもめっちゃくちゃ美味しくてびっくりしました。マルク・テンペにちょっぴり風味が似ていますが、なんと主体は甲州です。甲州!! こんなおしゃれな甲州初めてでした。口に含むと旨味がスッ……と入ってくるんです。日本、すごいな……と思わせてくれました。ドメーヌQはピノ・ノワールも素晴らしく、造り手のセンスがひしひしと感じられます。ブレンドは甲州、ピノ・ノワール、トレッビアーノの黄金比らしく、一体どうやって見つけたんだ、と興奮せざるをえない仕上がりでした。ラベルのおしゃれさもナンバーワンです。

☆山崎ワイナリー シャルドネ プライベートリザーヴ2018/日本北海道

こちらも日本のトップワイナリーに名を連ねている山崎ワイナリーです。ピノ・ノワール目当てで買っていましたが、シャルドネのインパクトが半端なかったです。え、なにこれ、ブルゴーニュに勝るとも劣らないレベルじゃない!? と感動しました。2020年はブルゴの白も飲んでいて素晴らしかったのはいうまでもありませんが、この山崎ワイナリーのシャルドネのインパクトたるや。このレベルでブルゴーニュとなると、4400円じゃまず買えないので、なんてコスパが高いのだろうという感動に加えて、国内でこんなにハイレベルなシャルドネが造れるなんてという思いがないまぜになって襲ってきました。本当にありがとうございました。抽選とか販売直後に売り切れるとかしていないのが不思議なレベルです。って書くと、さっと売り切れたりする(←うちのブログにそんな影響力はない)かもしれないのでアレですが、おすすめしたいです。ぜひ。

 

番外編・泡ワインのベスト

番外編の泡ワインベストです。なぜ番外編なのか。それは、昨年はあんまり泡を飲んでいないからです。

その中で光っていたのは……

☆小布施ワイナリー グラップアンティエール ロゼ 辛口/日本長野県

小布施ワイナリーのロゼ泡でした。もう、無邪気な気持ちで「美味しいっっっ!」と感動してしまう1本です。他の「R」も美味しかったです。ちょっとビールっぽい風味がまた美味しく、食事にぴったり。そのままつまみだけで飲んでも旨味たっぷりで最高でした。

 

昨年は結構日本のワイナリーにチャレンジした年でした。今年も実際には行けないものの日本のワイナリーを攻めつつ、美味しいワインと出会えたらなと思います。