ワインの名前  φ(ファイ)/ドメーヌQ
生産地  山梨県
収穫年(ヴィンテージ)  2020
品種  甲州50%、ピノ・ノワール34%、トレッビアーノ16%
アルコール度数  12%
特徴  自然肥料使用。

推しワイナリー2019が本当に奇跡のように美味しかった。

テイスティングコメント  2019が日本ワインの夜明けかと思ったほど素晴らしかったφ。2020もかなり期待して飲みました。

先に感想を述べておくと「美味しかったけれど、2019と比べると……」という出来。

2019年の山梨は非常に暑く、甲州にしっかり糖が乗ったのかなと想像しました。

少し濁りあるレモンイエロー。粘性高め。グラスに鼻を突っ込まなくても香りが溢れてくる。

ミネラル、かりん、マンゴー、金木犀、りんご、レモンバーベナ、チョーク、パインの風味。

口に含むとりんごジュース。旨味あふれる。今回はピノの割合が強いので、ピノのボリューミーな感じが前面に押し出されている。

後味にも丸みを感じる。

泡のないシャンパンぽい。

個人的には甲州が73%入っていた前回のシャープな切れ味と、そこから生まれる圧倒的な静寂感が大好きでした。

2日目、3日目もおいしい。トロピカルになっていく。

価格  2750円くらい
評価 2000円台の日本ワインとしては、本当によく出来ていると思う。2021は甲州比率多めになりますように。