「Sommelier For Free ワイン講座 第8回:シャンパーニュ地方」より
それにしても、シャンパン旨いよなー。これからクリスマスシーズンで益々店頭で並んでるの見ることになるし
※ クリコ未亡人がつくったシャンパン。ネットで4,000円だけど、非常にコスパ高い美味しさ。
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じゃあ、さくっと説明していくぜ!
収穫:Vendange(ヴァンダンジュ)
圧搾:Pressurage(プレスラージュ)
1回目の搾汁を「La Cuvée(ラ・キュヴェ)」もしくは「Tête de Cuvée(テート・ド・キュヴェ)」、2回目の搾汁を「Première Taille(プルミエール・タイユ)」と言う。
ちなみにクレマンの場合、150kgのブドウに対して100リットルまで搾汁が可能という規定がある。以前はシャンパンも同じ量まで認められたけど、品質を高めるためにより少なくしたんだと
一次発酵:Première Fermentation(プルミエール・フェルマンタシオン)
ステンレスタンクで発酵させる場合が多いけど、伝統的なオーク樽で発酵させることももちろんある。市場に出たときに値段が違うラ・キュヴェとプルミエール・タイユは一次発酵ももちろんわけて行われるぞ。
アルコール発酵の後にマロラクティック発酵(※)があるけど、これはしないメゾン(※)もある
調合:Assemblage(アッサンブラージュ)
アッサンブラージュはシャンパンのおもしろいとこだな。前年までにつくられた貯蔵されているワインを調合して味を整えることによって、毎年美味しいシャンパンが生み出される。これはノン・ヴィンテージが多いシャンパンだからこそ
ミレジメは出来の良かった年の特別なブドウのみを使ってつくられるため、NV(ノン・ヴィンテージ)に比べて選び抜かれたものという意味あいが強いから熟成期間も長くなる
瓶詰め:Tirage(ティラージュ)
瓶内二次発酵:Deuxième Fermentation en Bouteille
ティラージュはただ液体を瓶に詰めるだけじゃなくて、酵母とショ糖が加えられたワインであるリキュール・ド・ティラージュが混ぜられることによって2度目の発酵を促す。これが瓶内二次発酵と呼ばれる
オリとともに熟成:Maturation sur lie(マチュラシオン・シュール・リー)
起きてる?
ちょっとフランス語とかいっぱい出てきてややこしかったけど、過程と一緒に覚えていくと必ず覚えられると思うからファイト!