ワインの名前 Aoton Winery Savatiano 2017
生産地 ギリシャ/PGIアッティカ
収穫年(ヴィンテージ) 2017
品種 サヴァティアーノ
アルコール度数 14.1%
特徴 アオトンワイナリーがあるのはハイメトユス山の東側にあるパイアニア村。
乾燥しているのでブドウの病害が少なく有機農法に適した土地。
現在は二代目の義にす・ソティリスがオーナー。代替わりしたのは2007年からだが、納得したのは2015と2017ヴィンテージのみ。

ジャンシス・ロビンソンMWやヤニス・カラカシスMWが絶賛。

ナイトハーヴェスト。
定温に保ちながら回転式プレス機でスキンコンタクト。ということはちょっとだけオレンジワイン?
自然酵母で発酵後、6カ月シュール・リー&バトナージュ→MLF。
年間本数1万本。

テイスティングコメント キラッキラのゴールドな色調。

スイカズラやメロン、ろうそく、ミネラル、つつじの風味。かなりよい香りがする。

しかし! 口に含むとかなり変わった味に一瞬おののく。

どう香っても線香。そして畳……お盆のおばあちゃんちの香りがする。しかしその向こうに、桃やあざみなどのキュートな香りもあって、こんなの飲んだことない。

ブラインドで飲んだので全く想像つかず。セミヨンにしてはこんな香りないし、アルバリーニョにしては海ぽくない。

あとラベル。とにかくお洒落。飾っておきたい。

価格 2500円くらい
評価 サヴァティアーノってレツィーナに使われる品種なんだけど、それで飲んだことはあったもののスティルでは初めて。
かなり変わった風味なので好き嫌いが分かれるし、多分好きな人は2割もいないと思うけど、興味ある人やいろんなワインを飲みたい人にはかなり推したい。