本日のNHK「あさイチ」でワイン特集が組まれ、擬人化された総勢6人のワイン品種たちが朝からイケメンぶりを発揮し視聴者を胸キュンさせました。
というわけで、今回はその品種をおさらいしていきたいと思います。
【更新情報】
2017年11月15日公開。
2018年2月9日更新。
ワインヌ先生
今日の「あさイチ」見た?
まーくん
あの時間帯は通勤中ですが、なんかブドウ品種が擬人化されたとかTLが騒ぎになってましたね
ワインヌ先生
そーなんよ。イケメンに擬人化されてて、思わずオレもキュンキュンしちゃった////
まーくん
えー……
ワインヌ先生
それは冗談として。特徴をよく捉えて紹介されてたから、改めておさらいしていきましょうかね

黒ブドウの品種3つ

ワインヌ先生
まずは黒ブドウの品種3つ。

黒ブドウは基本的に赤ワインの原料となるブドウな。でも白ワインの原料にもなることもある

まーくん
黒ブドウは皮を取り除いたら、白ワインになるんですよね?
ワインヌ先生
そんな感じ。でも、白ワイン原料のものよりも、ちょっとだけだがほんのり色づく

というわけで、品種の特徴を覚えやすい図にしてみたぞ

※メルロー ボルドー右岸とはフランス・ボルドー地方のドルドーニュ川の北側のこと。土壌は粘土質です。
逆にボルドー左岸はジロンド川の西側、メドック地区のことを指します。土壌は砂礫でカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適しています。
ワインヌ先生
慣れないことをしたので線とかデザインがガタガタだけど、気にしないように(※1)。

簡単な特徴をざっと書いてみたけど、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローはかなり似てるので、普通はメルローじゃなくシラー(※2)を持ってくるんだけど何か理由があったのかもしれん

※1 マウスで描いたそうです。
※2 後述。
まーくん
この横のマークは何ですか?
ワインヌ先生
ワインを飲んだときのイメージ。

カベルネ・ソーヴィニヨンは丸メルローは似てるけどエッジが効いてるから四角ピノ・ノワールはなんかハートとかそんな感じだけど描けなかったから楕円2つを合わせたマーク

飲んだときにこのマークを頭に思い浮かべておくと、ブライドテイスティングしたときにふとマークが思い浮かんだりすることがあって便利だぞ

まーくん
たしかに文字で覚えるよりはマークのが覚えやすいですね!
ワインヌ先生
ちなみに今日出てこなかったシラーは、重くて黒系果実の香りがして、スパイシーさが特徴的。

フランスだったらコート・デュ・ローヌ北部(※3)で主につくられてて超お勧め。オレ、大好き

※3 ブルゴーニュの南にあるワイン銘醸地。北部と南部で主要栽培のブドウも味わいも全然違う。
まーくん
擬人化したら、ジャック・スパロウみたいな感じですかね
ワインヌ先生
や、ジョニー・デップみたいな感じ

白ブドウ品種3つ

ワインヌ先生
白ブドウ品種はシャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン。

これは3つとも特徴やクセが分かれてる

まーくん
星に月に……最後はバランですか?
ワインヌ先生
草むらのつもりなんだけどね!!

ソーヴィニヨン・ブランは青臭さがかなり特徴的。臭いって言っちゃうとアレだけど、飲んだら一発でわかるレベル。それが大好きって人もいるし、かなり苦手って人もいるな。

まーくん
あー僕苦手かも。
逆にシャルドネが好きですけど、特徴がないんですね
ワインヌ先生
ブルゴーニュのコート・ドールと南のマコン(※4)を飲み比べるとわかりやすいけど、全然別物なんだよな。土壌が違うからなんだけど。

シャンパンでも醸造方法で全然違ったりするから、造り手の腕が出やすい品種とも言えるかもな

※4 コート・ドール県=コート・ド・ニュイ地区+コート・ド・ボーヌ地区。マコンはその南にある地区で白ワインの生産が多い。
前者の土壌が石灰質や泥灰岩質に対して、後者は褐色石灰質やカルシウム質で懐かしさを思わせる優しくて田舎っぽい風味がします。
まーくん
は~なるほど

他のお勧め品種

まーくん
この他にも品種ってたくさんありますよね。お勧めってあります?
ワインヌ先生
よくぞ聞いてくれた。

まずはイタリア北部ピエモンテ州でよくつくられてるネッビオーロ(※5)。

若いうちはかなーり渋くて酸っぱいしで、正直ゲロマズだったりするが、熟成されてくるととんでもなく美味しいワインに化ける。

果実味は黒系果実の香りかな。
あとは干しイチジクとか紅茶、トリュフの香りがする

※5 州によってスパンナ、キアヴェンナスカという名前で呼ばれていたりもする。同じ品種の別名のことをシノニムと言います。
まーくん
美味しそうですね~
ワインヌ先生
美味しいぞ。バローロ、バルバレスコ(※6)が有名
※6 ピエモンテ州南部。バローロは収穫年の翌1/1より3年の樽熟成が規定されています。バルバレスコは26カ月。
ワインヌ先生
白ブドウだと、ピノ・グリ(※7)がお勧め。イメージは淡い虹。明るくて軽快で淡くカラフルな華やかさがある。

イタリアやフランスのアルザスを中心につくられてる品種だな

※7 イタリアだとピノ・グリージョという名前になります。
アルザス地方では普通のワインの他に、セレクション・グランノーブルという貴腐ワインや、ヴァンダンジュ・タルティブという甘口ワインの原料となります。
まーくん
なんか表現力豊かですね。それも美味しそう!
ワインヌ先生
旨いワインを思い浮かべると、表現力豊かになっちゃう人は多いんだぜ
まーくん
ああ(※8)!
※8 某神咲家の人々(漫画『神の雫』に登場する主人公と、その親族)。