最近、高評価で注目されている熊本ワインの超人気ワイン「菊鹿シャルドネ」のノンヴィンテージと樽熟成を飲み比べてみました!
【更新情報】
2018年9月30日公開。
2019年4月17日更新。
ワインヌ先生
今回は「日本で飲もう最高のワイン2018」の「専門家」部門でプラチナメダルを受賞した熊本ワイナリーの「菊鹿シャルドネNV」(税込み2,860円)と、「菊鹿シャルドネ樽熟成2016」(税込み3,920円)を飲み比べようぜ!
まーくん
やったね!

NVと樽熟成2016の違い


<菊鹿シャルドネNV>


<菊鹿シャルドネ樽熟成2016>

ワインヌ先生
2日に分けて飲んだんだが、NVのほうは人んちに持っていって飲んだのでまともな写真が取れず
まーくん
あらら……。

この2本って何が違うんですか?

ワインヌ先生
樽熟成2016は、2016年に収穫されたブドウを使用し、フレンチオークで1年間しっかりと熟成したワイン。NVのほうはその2016樽熟成のワインと、2017年収穫のブドウをステンレス発酵させた果汁をブレンドしてる
まーくん
なるほど、値段が1000円違うのはそのためですね

 

飲み比べてみた

ワインヌ先生
菊鹿シャルドネシリーズは、熊本県山鹿市菊鹿町でつくられたワインなんだが、初めてシャルドネが植えられたのが1999年たった20年弱でこんなにも美味しいワインを生み出すに至るとは……恐ろしい子!!
まーくん
めちゃくちゃ美味しかったですね、日本ワイン侮れない

 

ワインヌ先生

だな。日本もこれほどのシャルドネを造れるようになるとは

ちなみに樽熟成2016は豚の角煮と合わせてみたところ、めっちゃくちゃ美味しかったのでオススメ

 

テスティングコメント

ワインヌ先生
菊鹿シャルドネNV】

水のように滑らかで、鼻に抜ける香りも超スムーズ。ハチミツやメロン、白い花、かすかな白桃の香りがあって、後味にほんの少し火打ち石の香りがした。ブドウの質が非常に高いと思う。

そして、何と言っても甘味、酸味のバランスに生産者の底知れないセンスを感じるほど旨い。個人的にはフランス・マコネのシャルドネに似てると思う。

冷やしてすっきり飲むよりは、12℃以上のほうがまろやかに飲める

 

ワインヌ先生
菊鹿シャルドネ樽熟成2016】

香り風味はNVと似てるが、加えて、ブリオッシュやキンカン、グレープフルーツ、ミルク、イースト香が特徴的で風味に広がりを感じる。

酸味苦味がNVより強く、ワイン自体のポテンシャルが高いために寝かせたほうが旨くなりそう。

樽熟成したワインの割合が強いので清澄作用が強めに働いてるのか、まろやかさはNVのほうがある

どちらが好み?

ワインヌ先生
ぶっちゃけ、どっちが好きだった?
まーくん
そうですね~両方好きですが、僕はやっぱ飲みやすいという点と2000円台とは思えなかったNVのほうが好きです!
ワインヌ先生
普段あんまりワインを飲まないって人や酸味苦味が苦手な人はNVのほうが好きかもしれないな。俺は樽熟成2016年を5年寝かせて飲んでみたい
まーくん
どちらも期間・数量限定品で、樽熟成2016の単品は既に完売しているので(セットなら在庫あり)気になった人はお早めに!


<参考>