ワインの名前 ドメーヌQ ピノ・ノワール
生産地 日本/山梨
収穫年(ヴィンテージ) 2017
品種 ピノ・ノワール
アルコール度数 12%
特徴 生産者が目指すのはDRCロマネ・コンティカレラ ジェンセンとのこと。「日本のロマネ・コンティ」を目指している。

日本ではピノ・ノワールは作れないという定説を打ち破るべく生み出したワイン。

長年の研究の末に土壌を改良し、ヘクタール当たりの生産量を極力抑えることに成功。

 

テイスティングコメント 素晴らしいです。日本でここまでのピノ・ノワールを造れる生産者はあまりいないと思う。

もともとラベルがオシャレで購入。ここのワインはどれもラベルがオシャレ。

色調はキラキラのルビー。

開けた瞬間にバターキャンディーやラズベリー、スミレ、腐葉土、ミルクキャラメル、レモンヴァーベナ、悩ましいインキーな香りとどんどん立ち上り圧倒される。

粘性は高めだが、アルコール度数はそんなに高くなかったので勘違いかな。

口に含むと、少々若さを感じながらも薬草、生薬のような複雑味があり、それが酸化していくにつれて上品で気品ある、しかしまったりとこなれた香りに変化していく。

ポテンシャルは非常に高め。苦味に和を感じる。

クレ・デュ・ヴァンを0.5秒ほど浸してみたらいい感じだった。

あと味にかなり独特なスキッとしたミネラルというかアルコール感というか。

これが2日目に飲んだときには消えていて、さらに美味しくなっていた。

1日目もしっかりとアルコールを飛ばしたほうが風味をより楽しめる。

時間がたってくると梅やスモモの風味も。

低温からでも美味しく、とにかく味わいのバランスがよい。

ローストビーフにぴったりでした。

生産者の宣言は全くビッグマウスではなく、本当に近い将来日本のDRCになるだろうと思う。それほど素晴らしかった。

価格 5000円くらい
評価 飲み頃は来年くらいかもと思うけど、生産量が少ないので早めに入手することをオススメ。日本のピノ・ノワールでもこんなにブルゴーニュに近づけるものがあるのかと驚くはず。