ワインの名前 San Marzano Talò Primitivo di Manduria 2017
生産地 イタリア プーリア州
収穫年(ヴィンテージ) 2017
品種 プリミティーボ
アルコール度数 14%
特徴 『リアルワインガイド』旨安大賞2019

粘土質土壌。樹齢30年のプリミティーボ。
オーク樽6カ月熟成(仏、米産225L)、さらにステンレスタンクで9カ月熟成、その後瓶熟成2カ月以上。

テイスティングコメント まず、液面のディスクがとろんとんして滑らかで色調と相まって非常に美しい。
カシスやサンザシ、血液はドライトマトの香りに加え、
干し草やタバコ、ナツメグ、シナモンなどの香ばしい風味もある。
なんといってもオーク樽のヴァニラ香りが際立っており、
口に含むと甘い香りにガツンとやられる。後味にはヨードのようなうがい薬の風味。
チーズにぴったりだった。
まーくん
僕は木の皮、ドライいちじく、すもも、オレンジ、レモングラス、しょうゆのような香りを感じました。

【追記】
バキュバンで空気抜いて置いておいてすっかり忘れていて、5日目に再び飲んだところ「1日目より美味しいやんけ!」。
すみません、このワインのポテンシャルをなめてました。
1日目よりも5日目のほうが断然美味しくいただけました。アマローネのような甘苦さが発生していて、酸味もバランスよく、上品な静寂さが加味されていました。
というわけで、1日目はデキャンタージュしたほうが良かったかもしれません。

価格 1700円くらい
評価
ワインヌ先生
1000円台とは思えない複雑味でかなりスパイシー。
ただ、旨安大賞と言えば、ルーマニアの奇跡ヴィル・ブドゥレアスカのワインたちが常連で、今回も超美味しいシャルドネが大賞に入っているので、
それと比べてしまったらもうちょっと欲しいところ。
ワインヌ先生
【追記】
5日目の味わい&風味で思い直しました。
さすが旨安大賞。底しれぬポテンシャルを秘めたワインです。
オーク、ステン、瓶と合計17カ月以上丁寧に熟成されてるVVは強かった。
というわけで、ぜひ飲む際はデキャンタージュしてみてください。オススメです。