第7次ワインブームを後押しした立役者と言っても過言ではありません。
今回はそんなカバの中でも少し高級感ある風味を持つ「ニット・デル・フォック」をご紹介したいと思います。
2017年11月28日公開。
2019年3月17日更新。
フランスだと3,000円クラスの味ものが、カバだと1,000円切ってることなんてザラ。スペインの経済が心配になるが、ブドウ栽培世界1位だからできる芸当なのかね(※)。
というわけで、今回はたまたま見つけた超オススメカバ「ニット・デル・フォック カバ ブリュット」を紹介するぜ
ニット・デル・フォック カバ ブリュット(NIT DEL FOC)
このワインもバレンシア地方の標高の高い地域でつくられてる。花火のラベルかわいいな
これは良質なシャンパンによくある香りだ。
そんで、時間が経つとモカとかココアパウダーみたいな濃厚な香りがしてくる。
あとは洋梨、レモン、桃あたりかな。果実味豊かだけど、発酵・熟成の香りもばっちりあって旨い!
しかもネットで1,200円台で売ってるとか、ちょっと驚きだな
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シャンパンと間違えるカバ!?
カバと言えば、主要品種は3つ。果実味のマカベオ、ミネラルのチャレッロ、花のパレリャーダ。それぞれの香りに挙げたような特徴がある。
これに加えて、シャルドネ、マルヴァジア、モナストレル、ガルナッチャ、トレパット(※)、そして近年白カバに使用が認められたピノ・ノワールの使用が認められてる
ってことは、必ず瓶内二次発酵で造られてる?
瓶内二次発酵でつくられたスパークリングワインは他の製法のものよりもクリーミィな泡になって風味豊かになる。
しかもシャルドネ100%のカバとかシャルドネ&ピノ・ノワールでつくられたカバとかあって、よほど飲みなれてないとシャンパンと間違うレベルのものもある。
ただし、やっぱり同じ瓶内二次発酵のワインでもシャンパンでプレステージになるほど泡はクリーミィだな
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ちなみにスパークリングワインの製法は5つあって、シャンパンの場合はシャンパン方式って呼ばれるトラディショナル方式。他にトランスファー方式、シャルマ方式、リュラル方式、ガス注入方式(※)がある。トラディショナルとトランスファーだと飲んでも判別つかないかも
<参考>
【UNIÓN VINÍCOLA DEL ESTE】