安くて旨いスパークリングワインといったら、スペインのカバですが、その中でも「これは旨い!」と思った「ムッサ・カバ・ブリュット・ナチューレ」をご紹介したいと思います。
【更新情報】
2018年9月12日公開。
2019年5月22日更新。
ワインヌ先生
去年は特に泡ワイン中心に飲んだんだが、中でもやっぱり安くて旨いってことでスペインのカバ(cava)に注目した
※ スペインの北東部、カタルーニャ州で95%以上が生産されているD.O.Cavaのスパークリングワイン。シャンパンと同じ瓶内二次発酵で造られています。スペインの他の泡ワインはエスプモーソと呼ばれており、近年、カバよりも高級志向のワイナリーはあえてD.O.Cavaを返上したりも。
まーくん
カバ美味しいですもんねえ、シャンパンと比べて値段が1/5ほどだし!
ワインヌ先生
そうなんだよな。
でも、基本的に美味しいものが多いが、シャンパンと比べちゃうとなかなか唸るほどのものには出会えない。しかし、たまに「お!」ってものに出会うんだが、今回紹介する「ムッサ・カバ・ブリュット・ナチューレ」は1,000円台とは思えない旨さだぞ
でも、基本的に美味しいものが多いが、シャンパンと比べちゃうとなかなか唸るほどのものには出会えない。しかし、たまに「お!」ってものに出会うんだが、今回紹介する「ムッサ・カバ・ブリュット・ナチューレ」は1,000円台とは思えない旨さだぞ
ワインヌ先生
なお、ブリュッセル国際コンクールで金賞を受賞してて、同じMVSAのブリュットは女性が選ぶサクラ・ワインアワードでダブルゴールド(※)を受賞してる
まーくん
おお、すごい!
※ ダブルゴールド受賞のワインは割と少なく、非常に評価が高いものしか授与されません。
門出のリキュールを加えない「ブリュット・ナチューレ」
ワインヌ先生
最近は残糖が0~3g/L程度のものを選びがちなんだが、これもそれに当てはまる。普通、泡ワインは出荷前に「門出のリキュール」を加えて残糖分を調整するが、全く加えない場合「ブリュット・ナチューレ(Brut nature)」を名乗ることが許される(※)
※ 他にパ・ドセ(Pas dose)、ドザージュ・ゼロ(Dosage zero)と表記されることもあります。なお、リキュールが添加されなくてもブドウの糖分が残ることがあり、完全に0g/Lでない場合も含まれます
まーくん
ふむふむ
ワインヌ先生
しかしだ、このMVSAのブリュット・ナチューレは明らかな辛口という感じではなく、ほのかな甘さがある
まーくん
ごくり
ワインヌ先生
香りは青りんごや蜜りんごをかじったときの爽やかさに加え、かすかにカリンや蜂蜜の風味が鼻に抜ける。カバの特徴である白いの花の香りもあり、時間がたつとカサブランカの花粉のような風味に変わる。少しきゅうりのような青い風味もあるが決して深いではなく、みずみずしい心地よさがある
まーくん
結構ゴージャスな感じですか?
ワインヌ先生
華やかというよりは、目鼻立ちがはっきりとした美人という感じ。ぎゅっと顔立ちが整っていて、非常にバランスがよい
まーくん
それは気になりますね……
ワインヌ先生
セパはチャレッロとマカベオがそれぞれ35%ずつ、パレリャーダが30%(※)
※ チャレッロがミネラル、マカベオが果実味、パレリャーダが花の香りをワインにもたらせます。
まーくん
ほんとにカバ3兄弟がバランスよく入ってるんですね
ワインヌ先生
飲んだ感じも、だいたいセパ通りの感じかな。泡がめちゃくちゃクリーミーで口の中が心地よくなっちゃうので、1000円台には思えないぞ、だいたい3000円くらいかなって思うはず
まーくん
コスパ高いワインは積極的に飲んでいきたいです!
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