その土地の料理には、その土地の酒。
これが基本ではありますが、案外お寿司にワインって合うんですよ。
というわけで、今回はお寿司とスペインのスパークリング・カバを合わせてみました!
これが基本ではありますが、案外お寿司にワインって合うんですよ。
というわけで、今回はお寿司とスペインのスパークリング・カバを合わせてみました!
【更新情報】
2017年12月17日公開。
2019年1月2日更新。
ペアリングの基本とは
ワインヌ先生
ワインと食事の食べ合わせのことを“ペアリング”と言う
まーくん
はい
ワインヌ先生
ペアリングの基本は「その土地の料理には、その土地の酒」ってのは知ってる?
まーくん
はい
ワインヌ先生
でも、そんなこと言ってたら、イタリアンの店でフランスのワイン出せないしフレンチの店では全部フランスの酒出そうぜってなっちゃって、カジュアルな店は大変苦労することになってしまう
まーくん
ですよね
ワインヌ先生
なので、フレンチにイタリアワインやスペインワイン、日本ワインを合わせることだってあるし、そっから素晴らしいペアリングしいてはマリアージュが誕生することだってある。
それがワインの楽しみのひとつでもある
まーくん
柔軟な考えもアリだ、というわけですね
ワインヌ先生
そう。
だから、今回は日本料理である握り寿司に日本で大流行中のスペイン・カバ(※)を合わせてみたぜ! ちなみにカルディで買った。安い
だから、今回は日本料理である握り寿司に日本で大流行中のスペイン・カバ(※)を合わせてみたぜ! ちなみにカルディで買った。安い
※ スペインで造られた瓶内二次発酵のスパークリングワイン。コスパ高泡ワインとして世界中で大人気です。
まーくん
お寿司っ!!
ペレ・ベントゥーラ ロゼ ブリュット
ワインヌ先生
今回合わせたワインは、ロゼ泡のペレ・ベントゥーラ ロゼ ブリュット。
特徴としては100%トレパットで、カバにしては瓶内熟成がちょっと長めの12カ月から15カ月(※)
特徴としては100%トレパットで、カバにしては瓶内熟成がちょっと長めの12カ月から15カ月(※)
※ トレパットはカバの場合、ロゼだけに使用可能な黒ブドウ品種。軽いベリー系の香りがして、鮮やかな香りが特徴的です。また、カバは9カ月以上の瓶内熟成が法律で決められています。
まーくん
なんかインスタ映えしそうなラベルですね、特に瓶のとこ千鳥格子……
ワインヌ先生
ロゼは写真うつりいいしな~。
香りはさくらんぼ系で、イチゴやバラの香りもある。石灰っぽいミネラルも感じるけど、まったりとした茶色系の香りも。
なんというか、セクシーな味だよな
まーくん
ふむふむ
ワインヌ先生
そしてだ。
基本的にロゼは卵料理に合うと言われている。
なので、甘めのだし巻き卵にも合わせてみたが、ばっちり
まーくん
あ、ほんとですね。
甘めだと合う(※)感じ
甘めだと合う(※)感じ
※ 甘めじゃないと合わないです。
寿司×ロゼスパークリングワイン
ワインヌ先生
そして、メインの寿司の登場だぜ!!
まーくん
うおおおおおおお!
ロゼ泡と寿司のペアリング
まーくん
ふわ~美味しかったですね!
ワインヌ先生
だな~寿司is正義。
さて、ひとつひとつ説明するのめんどいから、ペアリングの合う/合わないを表にしてみたぞ
さて、ひとつひとつ説明するのめんどいから、ペアリングの合う/合わないを表にしてみたぞ
ネタ | 食べ合わせ |
まぐろ | ◯ |
かに | ◯ |
ウニ | △ |
サーモン | ◯ |
穴子 | ◎ |
タイ | ◎ |
イカ | ◯ |
シャコ | ◎ |
いくら | △ |
たまご | ◎ |
トロ | △ |
帆立貝 | ◎ |
イサキ | ◯ |
サバ | ✕ |
うなキュウ | ◎ |
かっぱ巻き | △ |
ガリ | ◎ |
まーくん
基本的に生臭さが強いものは合いませんでしたね
ワインヌ先生
そうなんだよな。
1,800円台の安スパークリングだったから合うかなと思ってたんだが、
ちょっぴりまろやかさがあったから甘い系のもの、コクあり系のものにぴったりだったな
まーくん
おもしろかったのがガリですね
ワインヌ先生
そうそう、ガリ!
酢の物系とワインって相性絶望的だと言われてるんだが、なぜか合ったな
酢の物系とワインって相性絶望的だと言われてるんだが、なぜか合ったな
まーくん
びっくりしましたね
ワインヌ先生
残念だったのがトロ。
中トロと大トロがあったんだが、どちらも微妙だったな
中トロと大トロがあったんだが、どちらも微妙だったな
まーくん
とろっとしてるから合うかと思ったんですがね~……
ワインヌ先生
今度は安シャンパンと寿司で検証したいとこだな
まーくん
ですね、海鮮物とワイン、楽しい!
ミュズレとコルクには手のひらのマーク。こんなとこまでかわいいワインです。