シャンパンという名称はフランス・シャンパーニュ地方でつくられたもののみに使ってよくて、スパークリングワインはそれ以外です!
ちなみに、シャンパーニュでは他にロゼ・ド・リセイとコト-・シャンプノワ(※)っていう非発泡ワインもつくってる
だから、全ての発泡ワインのことを“スパークリングワイン”と言う。その中にシャンパンや他のいろんなスパークリングワインが含まれるというわけ。
フランスだとスパークリングのことはヴァン・ムスー、シャンパン以外の高級スパークリングワインはクレマン(※1)って呼ばれることが多い
そして、高級シャウムヴァインのことをゼクトと呼び、さらにドイツ産ブドウ100%のものはドイチャー・ゼクト、さらに13の栽培指定地域のブドウを使った場合はドイチャー・ゼクト・b.A(ベーアー)と呼ばれる
あと、よく間違えられるのはスプマンテ。
高級なものでなく、イタリアのスパークリングワイン全般をスプマンテと言う
高級なものと普通のスパークグワインの味の違いって何なんですか?
トラディショナル、トランスファー、シャルマ、ガス注入(※4)の順に泡が雑になってくるように感じるし、長期間熟成されたものほど泡がゆっくり立ち上るためにクリーミーさが増す。
シャンパンとかクレマンの泡って、ガス入れた炭酸水と全然違うじゃん。あそこまでわかりやすくはないけど、そんな感じ
じゃあ、コクとクリーミーな喉越しのスパークリングが飲みたいときは高級なトラディショナルのもの、暑い日にさっぱりしたカジュアルな泡ワインが飲みたいならシャルマ方式のものでもいいって感じですね