オスピス・ド・ボーヌ 2007 コルトン 

ワインの名前 Hospices de Beaune Corton
生産地 フランス・ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ
収穫年(ヴィンテージ) 2007
品種 ピノ・ノワール
アルコール度数 14%
特徴 ルイ・ラトゥールが瓶詰めと熟成を行ったもの。
競売にかけられることで有名なワイン。
テイスティングコメント さすがグラン・クリュ、香りからしてやばい。圧倒される。
香水のような香りに吸い込まれそうになる。
ピノ・ノワールのただただひたすら静かな美しさ。
ミネラルとラズベリーの後に柔らかなミルクを感じる
口に含むと、要素が一気に襲ってくる。
カサブランカは心地よい程度で、カカオパウダーや血液、すみれやトリュフなど気品ある風味がどんどん続く。
淑女、貴婦人のイメージ。
少し酸味が強めだがボリュームはちょうどよく、むせ返るような色気に好きにされたくなってしまう。
時間をかけて飲んでいくと甘味が増し、酸味が減っていく。抜栓1時間後が最高。

2日目でもおいしい。烏龍茶の香りがエキゾチック。みずみずしく、まだトリュフの香りもある。つるんとぅるんとしたテクスチャー健在。

価格 購入した2年前は15000円くらい。
評価 ブルゴーニュのグラン・クリュは別格。美味しくて当たり前だが、飲むとやはり感動する。ワインに開眼したい人はブルゴーニュのグラン・クリュのピノ・ノワールを飲むと人生変わると思います。逆に言うと、最低このクラスを飲んでいない状況で「ワインは苦手」「あんまり好きな味じゃない」「おいしいと思えない」という人は人生損している。上級者向けのボルドーじゃなく、初心者こそ、ぜひブルゴピノを。
vinvinvin