1000年前のワインは、現在流通しているワインと同じ味だったのか──そんな話題がネットを駆け巡りました。というわけで、今回は弁護士でワイン研究家である山本博先生の著書『ワインの歴史』を参考に中世ワインの味を読み解いてみました! ネットで1000年前のワインの味がどうのって話が話題になってたんだが…… なってましたね~その筋のプロとか、歴史に強い人が色々意見を述べてたけど、たしかにワインの歴史については学んでも、その時代に流通してたワインの味については勉強してないな……と。 というわけで、『ワインの歴史』... 【ネットで話題】1000年前のワインってどんな味だったの?① - ゔぁんろぐ |
で、ブドウ畑を奪い合って殺し合ったり、復讐の際にワインを飲んで酔っぱらい殺人を遂行するとか、非常にネガティブな場面で登場することが多い
まず、初期ローマは超アンチワイン。
堕落の誘いとしてて、妻がもし飲んだら殺してもOKっていう法律があった
彼女が飲んでいたとされるワインもファレルヌムとされ、これは2~3年熟成のものだったそうな
ちょっと遡るが、紀元前58年から51年のガリア戦争では、ローマ軍のガイウス・カエサルがガリアの要所に駐屯所をつくり、兵士たちがワインを飲むのを現地のガリア人に見せつけたらしいぞ
ということで、この次は中世に飛ぶけど、①のほうで書いた通りなので、いずれ気が向いたら③やるよ! ということで
先人たちが努力したその原動力は、美味しい酒を飲みたいという欲だったってことが残ってる文学や書籍からありありとわかるほど、表現豊かに書かれてる。
美味しいものを味わいたいという人間の根源的な欲はいつの時代も変わらないなと
参考文献:『ワインの歴史』山本博 河出書房